アーセナル戦で遠藤航の評価急上昇 「アジアカップに出場予定の遠藤の不在も大きく感じられることだろう」

アーセナル戦で良さを見せた遠藤 photo/Getty Images

試合を重ねるごとに重要性は増している

23日に行われたプレミアリーグ第18節のアーセナル戦は、リヴァプールMF遠藤航にとってベストゲームに近いものだったのではないか。フル出場した遠藤は自慢のデュエルを活かし、何度も高い位置でボールを奪って味方の速攻に繋げていた。

現在はMFアレクシス・マクアリスターの負傷離脱が続いており、遠藤はその穴埋め役として起用されてきた。しかし、試合を重ねるごとに遠藤のパフォーマンスは改善されている。

地元メディア『Liverpool Echo』もその貢献度を絶賛しており、1月に迫るアジアカップで遠藤が離脱する場合はリヴァプールにとって痛手になると伝えている。

「遠藤にとってこれはプレミアリーグで6度目の先発出場に過ぎなかった。しかし、遠藤は出場するたびに成長を続けている。遠藤はリヴァプールが試合への足がかりを掴むのに不可欠な存在であり、彼のハイプレスによってリヴァプールはテンポを掴み始め、アーセナルを自陣へと押し戻した」

「さらに遠藤は戦術的ファウルにも臆することなく、ハーフタイム直前には危険な抜け出しを見せたガブリエウ・マルティネッリをイエロー覚悟で止めた。リヴァプールではモハメド・サラーのアフリカ・ネイションズカップへの出発が目前に迫っていることに多くの注目が集まっているが、2週間後のアジアカップに出場予定の遠藤の不在も大きく感じられることだろう」

ボールを奪う点においては、マクアリスターよりも遠藤の方が上だろう。今のリヴァプールには純粋な守備的MFが不足しているため、余計に遠藤の不在は大きく感じられるに違いない。

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