ケインが抜けてもソン・フンミンが“11ゴール”の大暴れ アジア史上最高とも言える得点力「彼は本当に野心的」

トッテナムでゴールを量産するソン・フンミン photo/Getty Images

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チームも4位と好位置につける

今夏にエースのハリー・ケインを手放しながら、現在プレミアリーグで4位につけているトッテナム。ケインを失ったことを考えれば、今の順位はサポーターも大満足できる位置ではないか。

そのチームを引っ張るのは、ケインと名コンビを形成していた韓国代表FWソン・フンミンだ。

これまでのソン・フンミンは左サイドが主戦場だったが、今季よりチームを指揮するアンジェ・ポステコグルーはソン・フンミンを主にセンターで起用してきた。序盤戦からこの起用法がヒットし、ソン・フンミンはここまでリーグ戦で11ゴールを挙げている。
英『GIVE ME SPORT』は今夏のトッテナムがセンターフォワードの補強を急がなかったのは、ポステコグルーがソン・フンミンをセンターフォワードとして信用していたからだと取り上げており、ポール・ブラウン記者もソン・フンミンの活躍ぶりを称える。

「個人的には、彼の活躍もあまり驚いていない。彼はケインがいた頃と全く同じことを今でもやっていると思うが、彼はキャプテンマークを巻いたことで多くの責任を与えられており、それが成長に繋がっている。スパーズのロッカールームではリスペクトされているし、彼は本当に野心的だ」

最近では、不調だったFWリシャルリソンにも得点が生まれてきた。今季チームは中盤に1度調子を落としたものの、前半戦は充実した戦いぶりだったと言えよう。ここまではソン・フンミンを中心にケインの穴を上手く埋めており、トップ4フィニッシュは現実的な目標だ。

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