レヴァークーゼンがバイエルンの“支配”を止めるのか 荒れるブンデスにヘーネス氏は「ドイツにとって悪いことではない」

ブンデスリーガ首位に立つレヴァークーゼン photo/Getty Images

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後半戦も見逃せない

果たして今季のブンデスリーガはどのような結末を迎えるのか。年内の日程を終えた段階で、トップに立っているのはシャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンだ。

ここまでレヴァークーゼンは16試合を消化し、13勝3分と無敗を維持して勝ち点42を稼いでいる。それを4ポイント差で2位バイエルンが追いかけている状況で、連覇を続けてきた王者バイエルンもこのまま終わるわけにはいかない。

後半戦へバイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長も、レヴァークーゼンの脅威を認めている。他にも3位シュツットガルト、4位ライプツィヒを危険な存在と評しており、競争が激しくなっている現状をポジティブに受け止めている。
「レヴァークーゼンは、非常に警戒すべき相手だと思う。ライプツィヒにもまだチャンスはあるし、シュトゥットガルトに関してはもう少し様子を見なければならないね。こうした流れは、ドイツサッカー全体にとって悪いことではないよ」(独『Servus Nachrichten』より)。

バイエルンの一強状態が続くのはポジティブなことではないかもしれない。レヴァークーゼンの頑張りがブンデスリーガに特別な盛り上がりをもたらしているのは確かで、今の勢いがどこまで続くか非常に興味深い。このままレヴァークーゼンが逃げ切るのか、バイエルンが追い上げるのか。それともシュツットガルトやライプツィヒが急激にペースを上げてくるのか。今季のブンデスリーガは最後まで荒れそうだ。

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