サンチェスとアルナウトビッチでは不十分? インテルは1月にアタッカーの補強に動くべきなのか

今夏にインテルに復帰したサンチェス photo/Getty Images

続きを見る

バックアッパーは2人のベテラン

セリエAも2023年は残すところ1試合となり、首位インテルはアウェイでジェノアとの試合を30日に控えている。

17試合を終えた時点で14勝2敗1分で首位を走っているインテル。41ゴール7失点という素晴らしい成績をここまで残しており、スクデット最有力候補として考えられている。

ここまでは完璧とも言えるほどの出来を見せているインテルだが、伊『Gazzetta dello Sport』はFWアレクシス・サンチェス(35)とFWマルコ・アルナウトビッチ(34)では十分でないと綴っており、1月にアタッカー陣の補強を提案している。
インテルにはリーグ戦15ゴール4アシストのFWラウタロ・マルティネスとリーグ戦7ゴール9アシストのFWマルクス・テュラムという不動のツートップがいるが、代役となる選手の層は薄い。

サンチェスはここまでリーグ戦9試合に出場するもゴールはない。一方のアルナウトビッチもリーグ戦11試合に出場するもゴールはなく2アシストに留まっている。お互いにCLでは得点をマークするも、リーグでは苦戦を強いられている。

今夏にインテルへの復帰を果たした2人のベテランだが、サンチェスは昨シーズンのマルセイユでリーグ・アン14ゴールを決めた輝きはなく、サウジアラビアのクラブへの移籍の噂も浮上している。アルナウトビッチも34歳というベテランであり、ラウタロやテュラムら不在の時の十分なバックアッパーとは考えづらい。

そのため同メディアはアタッカーの補強に動くべきだと伝えており、候補としてFWメフディ・タレミ(ポルト)、FWルイス・ムリエル(アタランタ)、FWアントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド)を挙げている。またレンタルで獲得できればチェルシーのFWアルマンド・ブロヤも魅力的な選択肢となるだろうと伝えている。

サンチェスとアルナウトビッチがフィットするのがインテルにとって一番ではあるが、まだシーズンは中盤であるため補強を考える必要もある。ラウタロとテュラムのコンビが絶対的であることは変わらないだろうが、もしどちらかが欠けた時でも十分に穴を補える選手の補強は今のインテルの取り組むべき課題の一つか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ