直近5試合で勝利したのはわずか1試合…… タイトル獲得に向け立て直しが急務か

フラムに敗戦したアーセナル photo/Getty Images

フラムに1-2で敗戦

プレミアリーグ第20節でフラムと対戦したアーセナル。開始早々の5分にFWブカヨ・サカが先制ゴールを挙げ、幸先いいスタートを切るが、29分にフラムFWラウル・ヒメネスにゴールを決められる。

前半のうちに追いつかれたアーセナルは後半開始から日本代表DF冨安健洋を投入する。しかし59分にFWボビー・リードにゴールを奪われ、アーセナルは逆転される。このゴールが決勝点となり、アーセナルは1-2でフラムに敗戦した。

前節のウェストハム戦に続き、2連敗を喫してしまったアーセナル。リーグ戦直近5試合の成績は1勝1分3敗となっており、昨シーズン終盤のような苦しい展開が続いている。ジェイミー・レドナップ氏は、現在のアーセナルの状況を解決する必要があると述べ、「必要な警鐘なのかもしれない」と英『Sky Sports』にて語っている。

「現時点ではまだうまくいっていない。彼らは少し道を見失いつつある。アーセナルはリーグ優勝の方程式に入れるだろうか? もちろんだよ。まだ優勝候補はリヴァプール、マン・シティ、アーセナルの3チームだけだと思う​​。タイトルはこれら3チームのいずれかが手にするだろう。今のアーセナルにとって、これはちょっとした好都合かもしれない」

「去年の今頃、彼らはとても良いプレイをしていた。みんな少し調子に乗っており、少し興奮していて、シーズンの終わりが来るとタイトル争いから落ちてしまった。これは彼らに必要な警鐘なのかもしれない」

同氏は、依然としてアーセナルは優勝候補の一角だと述べており、まだシーズン中盤で立て直すことは十分に可能だと考えている。シーズン終盤に勝ち点を落とすとタイトル争いに直接影響するが、まだ20節であり十分に逆転できる勝ち点差だ。

アーセナルは1月の移籍市場での動きも注目されており、20年ぶりのタイトルを狙うための補強に動くだろう。今は苦しい状況が続くアーセナルだが、この状況をどのように打開していくのか注目だ。

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