メッシ、スアレスらとチームメイトになれたが…… 元ユナイテッドDFはスター軍団への移籍を拒否

ボカでプレイするロホ photo/Getty Images

母国での戦いを継続

リオネル・メッシの獲得に象徴されるように、MLSで急速なスター軍団化を遂げようとしているインテル・マイアミ。先日ルイス・スアレスが加入したことも話題となり、2024シーズンに先立ってタタ・マルティーノ監督は戦力を整えようとしているところだ。

英『Daily Mail』によれば、スアレスを得たマルティーノ監督は守備の補強に軸足を移しており、ボカ・ジュニアーズDFマルコス・ロホをターゲットにしているようだ。監督は直接ロホに電話をかけて加入を誘ったという。

しかし、同紙によればロホはこれを断ったようだ。スポルティングCPやマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した現在33歳のロホ。さらに『MARCA』によれば、ロホはボカのフアン・ロマン・リケルメ監督に対し、2025年に契約が満了するまでボカに残りたいと伝えたという。

また、ブラジルのパルメイラスからの誘いも断ったという。メッシやスアレスらと並んでスター軍団の一員となるよりも、隣国ブラジルでプレイするよりも、独特の熱さをもつ母国アルゼンチンでの戦いを続けることを選んだロホ。ボカは昨季中位に沈んでしまったため、今のクラブでやることがあると感じているのかもしれない。

本格的な戦力補充を行い、MLSに一石を投じるべく準備を進める新興勢力のI・マイアミだが、スター軍団の看板があっても補強はそう簡単ではないようだ。

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