ブンデスは“超攻撃的”で1番面白い? 平均3万9000人を呼ぶ圧巻の熱狂「多くのファンが集まるのも不思議ではない」

ブンデスリーガのスタジアムはいつも大盛り上がり photo/Getty Images

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多くのチームが攻撃的なサッカーを展開している

以前から人気の高いリーグではあったが、今季のドイツ・ブンデスリーガは特別面白いシーズンと言えるか。

長らくバイエルンの支配が続いてきたが、前半戦はレヴァークーゼンが首位に立って折り返している。シャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンのサッカーに魅了されているサッカーファンも多いだろう。

ブンデスリーガ公式は、とにかくリーグ全体が攻撃的なところにブンデスリーガの面白さがあると主張。欧州5大リーグの中でも得点数はかなり多く、レヴァークーゼンの躍進と併せて今季を特別なシーズンと紹介している。
「今季これまでブンデスリーガの第16節まで消化し、(合計143試合)で480ゴールという膨大なゴールが記録されている。5大リーグの中でもブンデスリーガの1試合平均3.36ゴールは今季の最高得点率で、これはリーグ・アン(2.50ゴール)よりもほぼ1試合あたり1ゴール近く多い。近年のブンデスリーガでは1試合平均3ゴール以上を定期的に記録してきたが、これほど恐ろしいペースでネットが揺れているのは1984-85シーズン以来のことだ」

「スタジアムにどこよりも多くのファンが集まるのも不思議ではない。今季のブンデスリーガ平均観客数は3万9458人で、他のヨーロッパ主要リーグを上回っている。しかもブンデスリーガ2部でも平均2万8203人を集めているのだ」

首位レヴァークーゼンは16試合で46ゴール、2位バイエルンは15試合で49ゴールを奪っており、この得点力は驚異的だ。レヴァークーゼンではヴィクター・ボニフェイス、バイエルンにはハリー・ケイン、3位シュツットガルトもセール・ギラシを中心にかなり面白い攻撃的サッカーを披露しており、各クラブのストライカーたちも人気が高い。

守備を問題視すべきとの見方もあるだろうが、やはり得点が多く入るリーグは盛り上がりやすい。ブンデスリーガが高い人気を誇るのも頷けるか。

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