首位リヴァプールにとってサラー離脱は大問題 右ウイングに入れるアタッカーはいるか「オプションには事欠かないが……」

リヴァプールの攻撃をリードするサラー photo/Getty Images

ここまで14ゴール8アシストと絶好調

ここからアジアカップ、アフリカ・ネイションズカップがスタートするため、各代表チームに招集されている選手たちは最大1ヶ月ほどクラブチームを離れることになる。

リヴァプールにとって痛手となるのが日本代表に合流するMF遠藤航、エジプト代表に合流するFWモハメド・サラーの離脱だ。

特にサラーの穴埋めは難しい。ここまでリーグ戦では14ゴール8アシストと好調で、右ウイングに入るサラーの代役は見当たらない。データサイト『WhoScored』もサラーほどの存在感を発揮できる選手はいないと見ており、リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップがどう対応するのか注目している。
「リヴァプールは攻撃面でのオプションには事欠かないが、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョタ、ダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポらはワイドな位置でプレイする場合は右サイドよりも左サイドを好むタイプだ。彼ら以外を右サイドに回すとすれば、おそらくそれはハーヴェイ・エリオットとなるのだろう」

サラーの場合はレフティーで、ジョタやガクポらとは特長が異なる。今のリヴァプールは前線の枚数が豊富だが、サラーと同じタイプはいないのだ。レフティーに任せるならば、若いエリオットが妥当な選択肢だろう。

現在プレミアで首位に立っているリヴァプールにとっては難しい問題だが、この難局を乗り切れるか。

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