2部でも“14位”に沈むシャルケ復活の日はいつになる 頼みのテロッデも沈黙で再びの暗黒期

シャルケにかつての強さはない photo/Getty Images

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1部昇格の目標は現実的ではない

2021‐22シーズンにブンデスリーガ1部昇格を決めたものの、昨季の僅か1シーズンで2部への降格が決まってしまった名門シャルケ。再び1部昇格を目指しての戦いが始まったわけだが、今季は2部でも苦しい戦いが続いている。

ここまで2部で17試合を消化し、成績は6勝2分9敗で14位に沈んでいる。3部への降格を心配しなければならない順位で、すでに首位ホルシュタイン・キールとは15ポイントも差がついてしまった。現状を考えると、1部昇格の目標は現実的ではないだろう。

期待がかかる35歳のFWシモン・テロッデも元気がない。テロッデといえばブンデスリーガ2部のスペシャリストであり、2部では通算295試合で175ゴール46アシストと驚異的な成績を残している。2021‐22シーズンもテロッデが30ゴールを挙げてシャルケを1部昇格へ導いており、今季もテロッデのゴール量産に期待がかかっていたのだ。
しかし、今季はここまで3ゴールのみと沈黙気味だ。1部昇格の目標は来季以降へ持ち越しとなりそうだが、名門シャルケが完全復活を果たす日はくるのか。かつてはクラース・ヤン・フンテラールやジェフェルソン・ファルファン、内田篤人らを軸にチャンピオンズリーグでも戦っていたクラブだけに、2部でも満足に勝てない現状はあまりに寂しいものだ。

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