「お金で幸せは買えない」 ヘンダーソン移籍希望など、早くもサウジのプランが怪しくなってきた

リヴァプールを離れてサウジアラビアへ向かったヘンダーソン photo/Getty Images

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いずれは欧州トップリーグに匹敵する力を持つかと思われたが……

アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド獲得に始まり、次々とスター選手補強に動いたサウジアラビア。しかし、早くも怪しい空気が漂い始めた。

まず昨夏にリヴァプールからアル・イテファクへ移籍したMFジョーダン・ヘンダーソンがプレミアリーグ復帰を希望していると言われており、同じくリヴァプールからアル・アハリへ向かったFWロベルト・フィルミーノにもプレミア復帰の可能性が浮上している。

レアル・マドリードからアル・イテハドへ移籍したFWカリム・ベンゼマも現状に満足していないと言われており、アル・イテハドではサポーターから批判を浴びるなど微妙な関係にある。
こうした状況にスペイン『SPORT』は、「お金で幸せは買えない」と注目している。圧倒的な資金力を武器にスターを欧州から引き抜くつもりが、早くもそのプランが狂い始めているのかもしれない。

「異なる気候、文化、そして異なるフットボール。一部のスター選手たちは、資産を大幅に増やすべくヨーロッパを離れることを決断した。サウジアラビア上陸から6か月、早くも決断を後悔しているスターがすでに数人いるようだ」

同メディアはこのように付け加えており、暑すぎる気候や意外と空席が目立つスタジアムなど、欧州のサッカーシーンとは色々状況が異なる。数年後には欧州トップリーグを脅かす存在になるのではなんて予想もあったが、その実現は簡単ではなさそうだ。

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