「フットボールとは夢を見ること」 チェルシー撃破の “番狂せ”を起こしたミドルズブラはファイナル進出を目指す

ミドルズブラを率いるキャリック監督 photo/Getty Images

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指揮官も喜びを露わに

カラバオカップ準決勝1stレグでチェルシーと対戦したミドルズブラ。

ミドルズブラはイングランドの実質2部であるチャンピオンシップで現在12位につけており、この試合もチェルシーが有利であるという見方が多かった。しかし、37分に右サイドに抜け出したMFアイザイア・ジョーンズのクロスをMFヘイデン・ハックニーが流し込み、ミドルズブラが先制点をマーク。

チェルシーはMFコール・パルマーが決定機を外してしまい、チームとしても合計18本のシュートを打つも得点を奪えなかった。ミドルズブラのこの試合のボール支配率は28%となっており、90分を通してチェルシーにボールを握られたが1stレグで1-0の勝利を収めた。
チェルシーを相手に貴重な勝利を収めたミドルズブラの指揮官はマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したマイケル・キャリックだ。キャリックは試合後の英『Sky Sports』のインタビューにて、喜びを露わにし、選手たちを称賛した。

「彼らが団結する様子は非常に特別で、それを見ることができて誇りに思う。我々はすべてを少しずつ見せなければならなかったし、私は興奮している。それがみんなにとって何を意味するか知っているが、多くの人が喜んでいるのを見るのは私にとって素晴らしいことだし、とても特別なことなんだ」

「我々は2ndレグに向けて準備を整えて試合に臨み、何が起こるか見てみるつもりだ。フットボールとは夢を見ることであり、今夜のように起こるはずのないことが起こることもある。我々は油断せずに試合に臨む。私たちは何をすればわかっているが、挑戦をやめない」

2ndレグは24日にチェルシーのホームで行われる。1stレグではジャイアントキリングを起こしたキャリック率いるミドルズブラはファイナルへ駒を進めることができるか。

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