マンC退団のパルマーがまさかの告白? 本当はレンタル移籍を希望していた…… 「1年間ローンで出て、戻ってきてトップチームへの準備を整えたかった」

今夏にチェルシーに移籍したパルマー photo/Getty Images

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チェルシー移籍後は順調

今夏にマンチェスター・シティからチェルシーに移籍を果たしたイングランド代表MFコール・パルマー。

パルマーは「ネクスト・フォーデン」とも言われており、シティのアカデミー出身の同選手には将来的にクラブを背負う選手になることが期待されていた。今シーズンは、コミュニティシールドやUEFAスーパーカップで得点を決めていたこともあり、シティでの活躍が楽しみな1人であった。

しかし最終的にはチェルシーに総額4250万ポンドとも言われる移籍金で移籍を果たした。新天地では絶好調のパルマーだが、チェルシーへの移籍は意図していたことではなく、本当はシティを離れたくなかったことを英『Sky Sports』のインタビューにて話している。
「私が考えていたのは決してシティを離れないことだった。それは私の意図したことではなかった。1年間ローンで出て、戻ってきてトップチームへの準備を整えたかったんだ」

「しかし彼らは私の選択肢はここに残るか、売却するかのどちらかであるため、ローンには行くことができないと言った。そしてその後、チェルシーから電話があったんだ。チェルシーに行きたいと伝えたんだけど、ここに来られて本当に嬉しいよ。ここに来る決断をして本当によかった」

シティでは安定した出場時間を得ることができなかったパルマーは、当初1年間のレンタル移籍で武者修行をし経験を積んで、シティのトップチームに復帰することを考えていたという。

チェルシー移籍後は、公式戦21試合に出場し8ゴール7アシストをマーク。安定して出場時間も確保しており、すでにチームの攻撃陣を牽引する存在となっている。シティでは自分が思うようにはいかなかったかもしれないが、パルマーはすでにチェルシーのエースとも言える存在になりつつある。またチェルシーでの活躍が評価され、昨年イングランド代表にも初招集されており、この移籍は現段階では正解だったと言えるだろう。

アカデミーからいたクラブを去り、新天地で覚悟を持って戦うことを決断したパルマー。今季前半戦、大ブレイクを飾った21歳のレフティは後半戦も輝きを放てるか。

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