「何よりそのフィジカルはアーセナルにとって魅力的」 “195cm”の大型MFオナナがライスの力をさらに引き出す?

エヴァートンでプレイするオナナ photo/Getty Images

守備的MFとして計算できる若き実力者

昨夏にはウェストハムからMFデクラン・ライスを獲得したアーセナルだが、さらなる中盤補強へ新たなターゲットが浮上している。

その選手とは、エヴァートンでプレイする22歳のベルギー代表MFアマドゥ・オナナだ。

最大の武器は195cmのサイズだろう。主に守備的MFの位置に入るオナナの高さは驚異的で、英『90min』はオナナを獲得することでライスの自由度を高められるとプッシュする。

「オナナは多くの資質を備えているが、何よりそのフィジカルはアーセナルにとって魅力的なものになると期待される。細身ではあるが、タックルが激しく、空中戦も制圧できる。今シーズンのプレミアリーグでの彼のボールリカバリー数は1試合平均7.13回で、デクラン・ライス(5.22回)を大幅に上回る。これはエヴァートンとアーセナルの戦術的アプローチの違いによる部分も影響しているが、ボールハンターとしてのオナナの能力を際立たせている」

「オナナがアーセナルで活躍できるのは、中盤の底の役割だろう。その守備力が最大の特長ではあるが、中盤の底からジョルジーニョと同じような役割を果たせるのではないか。しかもオナナはジョルジーニョよりもずっと優れた機動性、持久力を備えており、ライスを一列上げるうえで役立つかもしれない」

ライスは自らボールを運べる選手であり、インサイドハーフでもプレイできる。また、ここまでライスに負担がかかっているところもある。オナナを獲得できれば、中盤のパワーアップとなるのは間違いない。

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