20試合で“49ゴール”の破壊力 ラウタロ&テュラムを中心とするインテル攻撃陣が強力すぎる

今節はモンツァを粉砕したインテル photo/Getty Images

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得点力ではライバルを圧倒

今季のセリエAはこのままインテルが制するのだろうか。現在は懸命に2位ユヴェントスが5ポイント差で追いかけているが、クオリティではシモーネ・インザーギ率いるインテルがややリードしている印象だ。

特に破壊力は明らかにインテルの方が上で、13日に行われたセリエA第20節・モンツァ戦では5-1と圧巻のゴールラッシュを披露。今季リーグ戦での得点数はリーグ最多となる49ゴールで、40点台に乗っているチームもインテルしかいない。

伊『Gazzetta dello Sport』も1試合平均2.49ゴール奪っているインテルの攻撃力を絶賛するが、最大の強みはチームファーストの精神を持つラウタロ・マルティネス&マルクス・テュラムの2トップだろう。
2人ともゴールゲッターの顔を持つ一方で、周囲を活かす術も身につけている。エゴイスティックすぎるところがなく、チーム全体で相手を攻略していく意識が強いのだ。

リーグトップの18ゴールを奪うラウタロ、そして8ゴール7アシストを記録してアシストランク1位に立つテュラムのコンビネーションは脅威だ。

さらに9ゴールを奪うMFハカン・チャルハノールなど、どこからでも得点を奪えるのも強みだ。まだユヴェントスにも逆転のチャンスはあるが、攻撃力では明らかにインテルが上だ。

ここからインテルはラツィオとのイタリア・スーパー杯を挟み、月末にフィオレンティーナ、2月に入ってからユヴェントス、ローマとの上位対決を予定しており、ここでも順調に勝ち点を重ねた場合はスクデットの可能性が高まることになる。

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