ローマ指揮官を解任されたモウリーニョはどこへ行く? ニューカッスル、サウジなど気になる選択肢

ローマを離れることになったモウリーニョ photo/Getty Images

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今季はリーグで9位に沈んでいた

16日、セリエAのローマは指揮官ジョゼ・モウリーニョの解任を発表した。

2021-22シーズンには新設されたUEFAカンファレンスリーグを制したものの、今季はリーグ戦で9位に沈んでいた。思うように戦力を揃えられない中でモウリーニョは辛抱強く戦ってきたが、ローマ側は変化が必要と考えたようだ。

気になるのは、60歳を迎えているモウリーニョの次なる行き先か。最近はトッテナム、ローマと思うような成績を残せていないが、それでも人気は高い。
英『Daily Mirror』はいくつか新天地候補をリストアップしているが、まず挙げられたのはニューカッスルだ。プレミアリーグはモウリーニョの知り尽くす環境であり、ビッグクラブ化へ野心的なニューカッスルは興味深い選択肢となるだろう。現在チームを指揮するエディ・ハウも評価は高いが、最近は黒星も増えている。補強に投じる資金力を考えても、モウリーニョとの相性は良いかもしれない。

他のオプションとしては、母国ポルトガルの名門FCポルト、さらにポルトガル代表監督を目指すプランだ。ポルトはモウリーニョにとって古巣であり、スペシャル・ワン伝説がスタートした場所でもある。2004年以来となるポルトガル復帰も悪い選択肢ではないか。

ポルトガル代表は現在ロベルト・マルティネスが指揮しており、EURO2024予選も危なげなく通過している。今のところ監督を交代する必要は感じないが、同メディアはEURO本大会の結果次第でマルティネスの立場も変わると見ており、モウリーニョが代表監督の仕事にチャレンジする案は以前からサッカーファンの関心を集めていた。今のポルトガル代表にはFWクリスティアーノ・ロナウドから、ラファエル・レオンら楽しみな若手も揃っており、なかなかのタレント集団だ。モウリーニョがそれを束ねるのも面白い。

さらには、欧州を離れてサウジアラビアへ向かうプランだ。サウジアラビアの国内リーグであるサウジ・プロフェッショナルリーグは何かと話題を集めており、モウリーニョも関心を示していた。タイミング的には現実的な選択肢の1つか。

まだまだ欧州トップリーグでモウリーニョを見たいと考えるサッカーファンも多いだろうが、スペシャル・ワンはどこへ向かうのか。

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