ハーランドがいる今のマンCでもペップ・バルサには届かない? CL決勝でマンUを粉砕した黄金期バルサの圧倒的評価

グアルディオラの下で大きな成功を手にしたバルセロナ photo/Getty Images

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名将ファーガソン氏率いるマンUをあっさり粉砕

昨季3冠を達成し、ジョゼップ・グアルディオラの下で大成功を収めたマンチェスター・シティ。そんなグアルディオラが完成させたマンCと比較されるのが、同じくグアルディオラが作り上げた黄金期のバルセロナだ。

グアルディオラはバルセロナ時代も3冠を達成しており、チャンピオンズリーグは2度制している。中でも評価が高いのは、CL決勝でマンチェスター・ユナイテッドを3-1のスコアで粉砕した2010−11シーズンのチームだろうか。

一時同点に追いつかれたものの、このゲームはバルセロナの完勝だった。セルヒオ・ブスケッツ、アンドレス・イニエスタ、シャビ・エルナンデスの中盤に、リオネル・メッシ、ダビド・ビジャ、ペドロ・ロドリゲスが絡む攻撃は全てが完璧だった。
時代は異なるが、当時のバルセロナと今のマンCではどちらが上なのだろうか。マンCの方もケビン・デ・ブライネとアーリング・ハーランドが揃っていれば、あらゆるチームを粉砕するだけの破壊力がある。

今回両チームを比較したのは英『GIVE ME SPORT』だ。この比較は議論が分かれるだろうが、両チームが戦った場合は当時のバルセロナの方が優位との見方を示している。

「バルセロナの選手間の相性は見逃せない。そして何より彼らにはバロンドールを8回受賞することになるメッシがいて、それがバルセロナの方に優位性を与えている。もちろん両チームが戦った場合は激しいバトルになるだろうが、我々はサー・アレックス・ファーガソン率いるスター揃いのマンチェスター・ユナイテッドを軽々と粉砕したバルセロナ側に立つことになる」

当時のマンUもライアン・ギグスやリオ・ファーディナンド、ネマニャ・ビディッチ、ウェイン・ルーニーら経験と実力を備えたタレントが揃っており、ファーガソンもメッシ封じへ運動量豊富なパク・チソンを当てるなど工夫はしていた。しかし、バルセロナはそれをあっさりと粉砕してみせた。あのインパクトは相当なものがあり、時代が変わってもあの頃のバルセロナを評価する人の方が多いかもしれない。

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