ウーデゴーが密かに指示している? CK時にソックスを触るルーティーンに憶測が集まる

デザインされたCKからアーセナルは先制点 photo/Getty Images

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セットプレイから得点が多い

今シーズンのアーセナルの新たな武器となっているのはセットプレイだ。

クリスタル・パレス戦でも2ゴールがCKから生まれており、今季のプレミアトップとなる13ゴールをセットプレイからとっている。また英『THE Sun』によると、セットプレイからの得点はリーグの総得点の30%を占めており、これは昨シーズン(17%)のほぼ2倍にまで上がっているという。

スローインでも様々な工夫が見られ、オープンプレイ以外でも多くの攻撃パターンを持つようになったアーセナル。エヴァートンなどでプレイしていた元ウェールズ代表のアシュリー・ウィリアムズは、CKの際のMFマルティン・ウーデゴーの動きに注目しており、毎回ソックスを触る仕草が、キッカーへのサインになっているのではないか、と語っている。
「どのような動きになるかは常にトリガーがあり、フロントポストへのコーナーかバックポストへのコーナーかを考えているのがわかる。ウーデゴーに注目してみると、時間を持て余しすぎたのかもしれないが、CKのキッカーに何か合図を送っているように感じる」

「彼はどのCKでも同じ場所にいて、ソックスを触っている。きっかけを探しているのは、(こうしたことに)取り組んでいるからだ。彼らがニアに走ろうがファーに走ろうがシンクロニシティがある。どの映像を見ても、ソックスを触っているところは同じだ。偶然かもしれないけどね」(英『Daily Mail』より)

アーセナルの多くのデザインされたセットプレイを見る限り、セットプレイコーチのニコラ・ジョバー氏が仕込んでいることは間違いない。同氏が2021年の夏にアーセナルにきて以降、攻撃だけではなく、セットプレイの守備面もアーセナルは強化されている。

ウーデゴーの仕草がCKのサインになっているかどうかは、チームメイトやクラブスタッフしか真相を知らないが、これからのアーセナルのCKではウーデゴーの動きに注目して見るのも面白いかもしれない。


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