元イングランド代表が語るマンCとリヴァプール、アーセナルの違いとは 「シティは10連勝できるが、誰もそれに注目しない」

プレミア4連覇を狙うシティ photo/Getty Images

混戦のプレミアリーグ

プレミアリーグ21試合を終えて、現在首位に立つのが勝ち点48のリヴァプールだ。

リヴァプールと勝ち点差5となっているのが2位のマンチェスター・シティ、3位のアーセナル、4位のアストン・ヴィラ。そして5位のトッテナムが勝ち点40となっており、今シーズンのプレミアリーグは混戦だ。

シティはクラブW杯の影響で他の上位陣より1試合少ない状況であるが、1〜5位の勝ち点差はそこまで離れていないため、シーズン後半の優勝争いも大きな注目を集めている。

そんななか、元イングランド代表のポール・マーソン氏は依然として優勝候補筆頭はシティであると考えており、シティとリヴァプール、アーセナルの違いをこう語っている。

「シティ、リヴァプール、アーセナルの違いは、シティは10連勝できるが、誰もそれに注目しないことだ。リヴァプールとアーセナルがそれを実現したら、それは大きなことだ」(英『Sky Sports』より)

マーソン氏はこの3チームはいずれも10連勝をする力はあるが、シティは10連勝を達成しても誰も驚かないような強さを持つチームになっていると考えているようだ。

開幕戦でケビン・デ・ブライネが離脱し、第15節でアーリング・ハーランドが負傷し、それ以降試合に出ていないのに最終的に2位につけている。またデ・ブライネが復帰し、ストーンズ、ハーランドも復帰すれば、シーズン後半で頼りになる存在たちが戦線に復帰を果たす。

しかし、エースのサラーの怪我の状態も気になるところではあるが、今季のリヴァプールは勢いや勝負強さが戻ってきており、このまま優勝する可能性も十分に考えられる。またアーセナルもクリスタル・パレス戦で完全復活のパフォーマンスを見せ、優勝争いで戦えるポテンシャルを見せた。

マーソン氏はこの3チームについて語ったが、今季最高のスタートダッシュを飾り、再び軌道に乗っているトッテナムや、前半戦でシティ、アーセナル。トッテナムに勝利しているヴィラも十分に怖い存在だ。

ここまでは1位から5位までは勝ち点差8のなかに渦巻くプレミアリーグ。タイトルレースが激化するここからの戦いから目が離せない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ