今回こそフェラン・トーレスに求められる“継続性” ベティス戦のハットトリックで目覚めたか「キャリアの中で最高の瞬間」

年明けから結果を残すF・トーレス photo/Getty Images

ベティス戦ではハットトリックを記録

今回こそ良い流れを継続できるだろうか。21日に行われたラ・リーガ第21節のレアル・ベティス戦にフル出場したバルセロナFWフェラン・トーレスは、この試合で見事ハットトリックを記録した。

フェラン・トーレスに課題があるとすれば、継続性だろう。年が明けてからは4日のラス・パルマス戦で1ゴール、18日のスペイン国王杯ベスト16・ウニオニスタス戦で1ゴール、そして今回のベティス戦のハットトリックと、着実に結果は出している。

しかし、今季も9月から急にゴールがストップしてしまうなど調子に波がある。そのあたりが今後の課題と言えるだろう。

スペイン『MARCA』によると、バルセロナ通算100試合出場を果たしたフェラン・トーレスは最高の状態にあると現状に手応えを示している。24日にはスペイン国王杯・準々決勝でアスレティック・ビルバオ相手に惜しくも敗れてしまったが、まだリーグ戦とチャンピオンズリーグがある。フェラン・トーレスにも調子を維持することが求められる。

「このシャツを着て100試合に出場できるのはとても幸せだ。できる限りの形でこのクラブに貢献したい。僕は今、キャリアの中で最高の瞬間にいる。自信もあるし、メンタルも強くなっていると感じる。メンタルがすべてであることを学んだんだ。それが自信へと繋がっていくからね。ピッチの内外で良い状態でいること。そこから努力し、謙虚さを保ち、常に安定した状態でいること。これらが非常に重要だ」

まだ23歳と若い選手だが、ここから全盛期へと入っていくのか。まだポジションを完全に確保したとは言えない状況だけに、ベティス戦の調子を維持して地位を確かなものとしたいところだ。

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