赤道ギニアより“34歳”の超万能戦士が大ブレイク AFCONでコートジボワールまで沈めた遅咲きのスター誕生

赤道ギニア代表で活躍するエンスエ photo/Getty Images

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5ゴールで大会得点ランク首位に

現在コートジボワールで開催されているアフリカ・ネイションズカップ2023で大きなサプライズを巻き起こしているのが、グループAに入る赤道ギニア代表だ。

グループ初戦でナイジェリア代表と1-1で引き分けると、第2節ではギニアビサウを4-2、そして先日の最終節では開催国のコートジボワールを4-0のスコアで粉砕したのだ。グループAを首位で通過することになり、驚きの伏兵だ。

赤道ギニアの中でも注目は、ここまで大会トップとなる5ゴールを挙げているFWエミリオ・エンスエだ。
34歳のエンスエは決してエリート街道を走ってきた選手ではなく、現在はスペイン3部相当となるプリメーラ・フェデラシオンに所属するインターシティでプレイしている。かつてはマジョルカやバーミンガム、レアル・ソシエダでもプレイしたが、世界的に有名な選手というわけではない。

そんなエンスエは守備範囲の広さが特長的で、クラブでも右サイドバックからウイング、センターフォワードまで担当している。今回の赤道ギニアではセンターフォワードに入っており、ギニアビサウ戦でハットトリック、コートジボワール戦で2ゴールを記録。

英『GIVE ME SPORT』は大会の主役となるのに年齢は関係ないとエンスエの頑張りを取り上げているが、34歳にしてエンスエは一躍有名な存在となりつつある。

赤道ギニア代表での成績は通安37試合で15ゴールと見事で、赤道ギニアのサポーターにとっては予想されたブレイクだったのかもしれない。ベスト16で赤道ギニアはギニア代表と対戦する予定で、勢いがどこまで続くか楽しみだ。

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