「自分の命を捧げなければならない」 クロップ最後のシーズンにDFコナテが誓う指揮官への思い

抱擁するクロップとコナテ photo/Getty Images

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4つのタイトルを目指す

プレミアリーグ第22節でチェルシーとの一戦を控えるリヴァプール。

指揮官のユルゲン・クロップが今季限りでの退任を表明し、主力選手の去就など様々な憶測が飛び交っている状況だが、DFイブラヒマ・コナテは、クラブの公式でクロップに相応しい見送りをしたいと考えていることを語った。

「もちろん、誰も監督がこんなことをするとは思っていなかったから、とても感情的になった。世界中で予想してなかったことだ!誰もが驚いたが、これがフットボールであり、フットボールはクレイジーだ。言葉も出ないし、この気持ちをどう説明したらいいのかわからないが、 今シーズンの残りを共に過ごすことを監督に示すことは、とても重要なことだった。彼のためにも、私たちのためにも、ファンのためにも、すべてを勝ち取りたい」
さらにクロップの退任がチームに影響を与えることがるかどうかを聞かれたコナテは、「うん、間違いなくある。彼が去ると言ったとき、私は心の中で『この4カ月で、私は彼のために自分の命を捧げなければならない』と思った」と、残りのシーズンへの強い意思を語った。

コナテは今シーズン公式戦28試合に出場しており、DFフィルジル・ファン・ダイクの相棒として躍動。特にDFジョエル・マティプが負傷して以降は、より存在感を放っている。またファン・ダイクの相方としてだけではなく、DFジャレル・クアンサーとCBでコンビを組んだ時には、若手を引っ張るプレイも見せている。

プレミアリーグ、FAカップ、カラバオカップ、ELと4冠の可能性も残るクロップ・リヴァプール。リヴァプールで一時代を築いたクロップの残りのシーズンで多くのタイトルを獲得するためにはコナテの活躍は欠かせない。

ここからチェルシー、アーセナルといった強豪との連戦が続くが、その初戦を勝利で飾ることができるのか注目だ。

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