チェルシーはPKを与えられるべきだった? ファーディナンドは2つの判定に言及 「あれらのペナルティは、試合の流れを変える可能性があった」

主審と話すポチェッティーノ監督 photo/Getty Images

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4-1でリヴァプールが勝利

プレミアリーグ第22節の注目カードであるリヴァプールとチェルシーの一戦。

開始直後から高いテンションで入ったリヴァプールはDFコナー・ブラッドリーが1ゴール2アシストの大活躍もあり、4-1で勝利を飾った。リヴァプールが終始チェルシーを圧倒した試合内容ではあったが、この試合で注目されているのは2つのシーンだ。

そのシーンとは0-0の状況でMFコナー・ギャラガーが左サイドからのクロスを受け、PA内でフィルジル・ファン・ダイクに倒されたシーンと、72分に1-3でチェルシーがリードされている時にFWクリストファー・エンクンクがファン・ダイクに蹴られ、PA内で倒されたシーンだ。
どちらもファウルと判定されず、VARの介入もなかったことで議論になっている。ギャラガーへのタックルはそこまで激しく当たっていないように見えた。しかし、エンクンクへのファン・ダイクのタックルはリヴァプールFWディオゴ・ジョタが前半ATにPKを獲得したプレイと似ていたため、PK判定となってもおかしくはなかった。

この2つの判定が試合の内容そのものを変えた可能性があると語るのが、元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドだ。

「VARがあれを見てPKを与えないなんて信じられない。VARはこのような状況を助けるためのものだ。彼らはあの2つの出来事をどのように見て、それが(チェルシーへの)ペナルティだとは思わなかったのか。今日のチェルシーはまだ良かったと思うが、あれらのペナルティは、試合の流れを変える可能性があった」(英『Daily Mail』より)

試合内容自体はリヴァプールが優れていたと、チェルシー指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノも認めているが、0-0の状況と0-3の状況から1点を決め、追い上げムードの中での判定であったためにチェルシーにとっては悔しい結果となってしまった。

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