「ワタル・エンドウが日本のために輝いた」 リヴァプール地元メディアがバーレーン戦先発フル出場の遠藤航を称賛

攻守の要となった photo/Getty Images

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4試合連続先発で攻守に活躍

サッカー日本代表はAFCアジアカップカタール2023ラウンド16でバーレーン代表と対戦し、3-1で勝利した。この試合では日本の主将を務めるMF遠藤航がマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれたが、遠藤のパフォーマンスについては所属先のリヴァプールの地元メディアからも称賛の声が上がっている。
 
大会初戦のベトナム戦から4試合連続の先発出場となった遠藤。前半29分にバーレーンのカウンター攻撃から最後にMFマリ・アダンが左足を振り抜いた場面では体を投げ出してシュートコースを遮断し失点のピンチを防ぐと、その直後の同31分には相手陣地中央でパスを受けてから右でフリーになっていたDF毎熊晟矢にパスを供給し、日本の先制点の起点を作るなど中盤の底の位置で攻守の要として存在感を放ち、日本の準々決勝進出に貢献した。
 
こうした遠藤の活躍について、リヴァプールの地元メディア『Liverpool Echo』は、「既にリヴァプールでの短いキャリアの至るところで発揮していたようなパフォーマンスで、ワタル・エンドウが日本のために輝いた。レッズ(リヴァプールの愛称)の背番号3は、中盤を掌握し、ディフェンスラインにとってのフィルター役になるというクラブでの役割と同じものを担い、オーケストラのような日本の攻撃の中で効果的な存在だった」と称賛。

さらに、「スタッツがサムライブルーのキャプテンのMOMのパフォーマンスをバックアップしている」として、パス成功率90%、空中戦勝率75%(4回中3回勝利)、ボール奪取数9回、インターセプト2回というデータを紹介しながらバーレーン戦での遠藤の活躍ぶりを伝えている。
 
9大会連続のベスト8進出を果たした日本は、3日にイラン代表と対戦する。この優勝候補との大一番でも先発出場が濃厚な遠藤に対して、日本だけでなくリヴァプールからも大きな注目が集まりそうだ。

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