2戦連続で抜群の存在感を見せたDF毎熊晟矢 森保ジャパンの “右SBの一番手”を確保か

右サイドで躍動した毎熊 photo/Getty Images

続きを見る

堂安、久保との連携は武器に

現在カタールで行われているAFCアジアカップ2023を戦っている森保ジャパン。アジア王者を目指す戦いも決勝トーナメントに突入し、より一層激しい試合が続いている。

日本代表がラウンド16で対戦した相手はバーレーン代表だ。グループステージではイラクに敗戦するなど苦戦する試合も見られた日本だったが、この試合はMF堂安律が前半のうちにゴールを決めると、後半にはMF久保建英、FW上田綺世がゴールを決める。一時は1点差に詰め寄られる時間帯もあったが、3-1でベスト8進出を決めた。

得点を決めた3人や、ディフェンスラインをまとめたDF冨安健洋も素晴らしい活躍を見せたが、圧巻のパフォーマンスを見せたのが右SBで出場したDF毎熊晟矢だ。インドネシア戦に続き、2試合連続でスタメン出場を飾った毎熊は、堂安、久保と抜群の連携を見せる。
この試合の先制点となった堂安のゴールは毎熊の強烈なシュートから生まれ、3点目の上田のゴールも毎熊のパスが起点だ。堂安や久保の位置に合わせて、毎熊はポジションをとり、右サイドの崩しの中心選手として存在感を見せた。

初戦のベトナム戦と第2戦のイラク戦はDF菅原由勢がスタメンを飾ったが、ここ2戦の毎熊のプレイぶりを見ると毎熊が右SBの一番手に躍り出たと考えても問題ないだろう。

毎熊を中心とする右サイドの攻撃は森保ジャパンの武器となっており、ラウンド8のイラン戦でも日本を勝利に導く活躍を期待したい。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ