「言葉がない」 バイエルンでまた怪我人 デイビスが左膝靭帯損傷で数週間離脱、大一番レヴァークーゼン戦の出場は絶望的

ボルシアMG戦に出場したデイビス photo/Getty Images

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攻撃のキーマンが負傷離脱

バイエルン・ミュンヘンは、3日にホームでブンデスリーガ第20節ボルシアMG戦に臨み、3-1で勝利した。しかし、バイエルンが2-1と1点リードで迎えた82分にカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが左膝を負傷。同選手は、ボルシアMGのMFクアディオ・コネがバイエルン陣地左サイド深くからゴール前に上げようとしたクロスボールをスライディングタックルで阻止したが、その際に左膝を負傷してしまい、直後にポルトガル代表MFラファエル・ゲレーロと交代でピッチを退いた。
 
圧倒的なスピードで左サイドからチャンスメイクを担うデイビスは、バイエルンの攻撃に欠くことのできないキーマンの一人だが、どうやら彼も来週予定されているブンデスリーガ第21節レヴァークーゼン戦は欠場することになりそうだ。試合後、バイエルンはデイビスの怪我について、左膝内側側副靭帯の損傷と発表。ドイツ紙『Bild』によると、2,3週間の休養が必要な怪我だという。
 
バイエルンのトーマス・トゥヘル監督にとってもデイビスの怪我は痛手だったようだ。試合後の記者会見で同選手について、「彼は膝を捻ってしまった。怪我の具合を検査しなければならないし、今はその検査結果を待っている。このような怪我がまた起きたことについては、言葉がないよ。フォンジー(デイビスの愛称)はまた本来の調子を取り戻していたからね」と怪我人続出のチーム状況がさらに悪化したことを嘆いた。
 
バイエルンでは、昨年末にドイツ代表MFセルジュ・ニャブリが左内転筋を痛めて現在も離脱中。加えて、直近2試合でフランス代表DFダヨ・ウパメカノ、同国代表FWキングスレイ・コマン、オーストリア代表MFコンラッド・ライマー、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒも負傷して戦列を離れている。この負傷者のリストにデイビスも加わり、バイエルンは首位レヴァークーゼンとの直接対決に主力選手を軒並み欠いて臨むことになってしまった。

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