ファン・ペルシーでもファン・ニステルローイでもない ルーニーが最高のパートナーに選んだ相棒は……

マンUでコンビを組んでいたルーニーとテベス photo/Getty Images

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ともに数々のタイトルを獲得してきた

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドの1人であるウェイン・ルーニー。ストライカーとしても2列目としても世界トップクラスのプレイをすることができ、一緒にプレイする選手によってスタイルを変えることのできた万能FWだ。

ユナイテッドではトップ下や2トップの一角など様々なポジションでプレイしてきたルーニーだが、一緒にプレイするのが楽しかった相棒として名前を挙げたのはカルロス・テベスだ。

「僕らのつながりが大好きなんだ。フロントのふたりはお互いを引き立て合っていた。通常、ルイス・サハやルート・ファン・ニステルローイ、ロビン・ファン・ペルシーとプレイする場合、これらのストライカーは常に9番で、私は10番としてプレイしていた」
「でも、テベスがいればローテーションできる。僕が9番になったり、彼が9番になるときは僕が10番になったり。ボールを失うと、まるで2頭の牛のようにボールを取り戻そうとするんだ。フォワードのパートナーとして、彼とプレイするのが一番楽しかった」(英『Daily Star』より)

テベスは2007年にユナイテッドにやってきて2回のリーグ優勝やCL制覇など多くのタイトル獲得に貢献。ルーニーとの抜群の連携はもちろんだが、同メディアによれば、2007-08シーズンのユナイテッドの得点の72%がルーニー、テベス、クリスティアーノ・ロナウドの3人によるものだったという。

ユナイテッドでは99試合に出場し34ゴール14アシストを記録したテベスは、その後、マンチェスター・シティ、ユヴェントスへの移籍を経て、ボカ・ジュニアーズに復帰。一度中国の上海申花へ移籍するものの、2018年に再度ボカ・ジュニアーズに復帰を果たし、2022年に現役を引退。現在はアルゼンチンのインデペンディエンテで監督をしている。

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