2024年に入ってからプレミアでは出場“16分のみ” ドク加入で激変したグリーリッシュの序列

ベンチスタートが増えているグリーリッシュ photo/Getty Images

2列目のポジション争いは極めて激しい

さすがにマンチェスター・シティのレギュラー争いは激しい。3冠を獲得した昨季はシーズン50試合に出場して5ゴール11アシストの記録を残したMFジャック・グリーリッシュの出番が激減しているのだ。

今季のマンCはウイングにベルギー代表のジェレミー・ドクを獲得しており、主に左サイドから仕掛けるドクのドリブルはチームの大きな武器になっている。同じ左サイドでプレイする機会が多いグリーリッシュもテクニックのある選手だが、縦への加速感や馬力はドクが上だ。

2列目では負傷から戻ってきたケビン・デ・ブライネや経験豊富なベルナルド・シウバも健在で、フリアン・アルバレスとフィル・フォーデンも大きく成長している。その影響もあり、グリーリッシュはなかなかスタメンに入れない。

この現状にはスペイン『as』も、「フォーデン、フリアン・アルバレス、ドクは驚異的なレベルにあり、グリーリッシュがスタメンに入るのが難しくなっているのは間違いない」と取り上げている。

2-0で勝利した10日のエヴァートン戦は後半ラスト3分に出場しただけで、2024年に入ってからリーグ戦では16分しか出番がない。これはイングランド代表の選考にも影響を与える可能性があり、グリーリッシュがEURO2024の招集メンバーに入れるかは微妙なところだ。

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