「キャリアの全盛期に引退したい」 レアルのトニ・クロースが自身の去就に言及

レアルで今季もプレイするクロース photo/Getty Images

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約10年間にわたってレアルで活躍

12日(現地時間)、ライプツィヒとのUEFAチャンピオンズ決勝トーナメント1回戦1stレグの前日記者会見に臨んだレアル・マドリード所属の元ドイツ代表MFトニ・クロースが、自身の去就について言及した。ドイツ紙『Bild』が伝えている。
 
2014年7月にバイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリードに移籍したクロースは、34歳となった今季もここまで公式戦31試合に出場するなど、その存在感の大きさは変わっていない。しかし、クロースとレアル・マドリードとの契約は今年6月末で満了となることに加えて、いまだに契約延長についての発表がなされていないことから、同選手の去就に大きな注目が集まっていた。
 
こうした中、12日の会見でクロースは自身の去就について、「まだ決断はしていない。決断に至るまでには多くのことが関わってくるんだ。自分の将来に関するプランについて僕自身がどう感じるかといったことなどだ。いつも言ってきたことだけど、僕はキャリアの全盛期に引退したい。でも将来のことについてはもう少し白紙の状態にしておきたい」と発言。

さらに、バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が来季の獲得候補にリストアップしているというドイツメディアの報道については「他のクラブの監督から『欲しい』と言ってもらえるのは、とても光栄なことだ。でも、僕自身はまだ自分の将来については決めていないけれど、少なくとも『その移籍はないだろう』とは言えるね」と語り、契約満了後に他のクラブに移籍する可能性については否定している。
 
クロースの発言から考えると、レアル・マドリードと契約延長で合意すれば現役続行、そうでなければ移籍ではなく引退を選ぶというのが現段階でクロースの頭の中にある選択肢なのかもしれない。果たしてクロースはどのような決断を下すのだろうか。

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