CLレアル戦を前にライプツィヒ陣営からは強気の発言 「不安はない」「倒せる」

シティをも追い込んだライプツィヒ photo/Getty Images

直近2回の対戦は1勝1敗の五分

13日(現地時間)、ライプツィヒはUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでレアル・マドリードと対戦する。同大会の優勝回数で最多14回を誇る¨白い巨人¨をホームに迎えての大一番に向けて、ライプツィヒのマルコ・ローゼ監督や選手達は勝利への意欲に燃えている。
 
ライプツィヒは今大会のグループステージをマンチェスター・シティに次ぐ2位で通過。グループ首位にして前回王者のシティとは2度対戦してそれぞれ1-3、2-3で敗れたが、2度目の対戦となった昨年11月28日の試合では前半のうちに2点のリードを奪い、シティを慌てさせた。また、レアル・マドリードとは前回大会のグループステージで2度対戦し、初戦こそ0-2で敗れたが2度目の対戦では3-2で勝利している。
 
こうした同大会での直近の成績から、ライプツィヒ陣営にレアル・マドリードに対する恐れはないようだ。12日に試合前日の記者会見に臨んだマルコ・ローゼ監督は、「我々に不安はない。こうした試合に勝つために必要な戦力のすべてが備わっている」と語り、さらに「あらゆる敵の攻撃を防ぎ、そして次のラウンドに進出するためにゴールを決めなくてはいけない。そのためにはコンパクトな状態を保つ必要があるし、ボールを保持した局面ではレアルを走らせなければならない。攻守の切り替えが決定的な要素になるだろう」と格上相手にも勝利は十分に可能と自信をのぞかせている。
 
また、「彼らは倒せる相手」(FWベンジャミン・シェシュコ)と選手も現地メディアの取材に対して強気のコメントをしている。国内リーグのブンデスリーガではウインターブレイク明け以降1勝3敗1分けと勝ち点獲得に苦労しているが、特定の試合に全力を注げばビッグクラブも喰えるダークホース的存在と言えるライプツィヒ。レアル・マドリード優勢というのが大方の予想だが、そう簡単に決着する試合にはならないだろう。

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