上田綺世のボールタッチは僅か“18回”…… フェイエノールトFW1番手の座は遠く「彼は非常に平凡だった」

フェイエノールトでは思うように結果を出せていない上田 photo/Getty Images

スパルタ・ロッテルダム戦で先発の機会を得たが……

絶対的エースのサンティアゴ・ヒメネスが負傷で欠場したこともあり、フェイエノールトに所属するFW上田綺世は11日のエールディヴィジ第21節スパルタ・ロッテルダム戦にフル出場した。

チームは2-0と勝利を収めたが、上田に得点は生まれず。3本のシュートは記録したが、90分でボールタッチは18回と少なかった。

フェイエノールトではヒメネスがリーグ戦19ゴールと大爆発していることもあり、上田は先発に入れないケースが続いている。今回のチャンスを活かしたいところだったが、アピールは不十分か。

オランダ『FC Update』によると、解説を務めるテオ・ヤンセン氏も上田の90分間に納得していない。

「彼は非常に平凡だった。彼はボールを持っても、毎回ボールを失った。ゴール前に彼の姿は見えなかった。ヒメネスはここ数週間素晴らしいプレイを見せていないが、それでも彼はゴールを奪える選手だ。フェイエノールトには間違いなく彼が必要だ」

フェイエノールトは15日にローマとのヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグを控えていて、勝利できた場合はヨーロッパリーグで上のステージへ進むことになる。その場合は過密日程から上田にもチャンスが巡ってくるかもしれないが、今はまだ我慢の時間が続きそうだ。

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