アグエロの存在がプレミア挑戦への決め手? 今やシティの中心選手となったアルバレスが語る移籍の裏側

今季はシティの要の1人として活躍 photo/Getty Images

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将来のシティを担う存在の1人

2022年1月にマンチェスター・シティへの移籍が決定し、昨シーズンよりチームに合流したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス。

当初はFWアーリング・ハーランドの控えの1人として考えられていたが、今ではシティに欠かせない存在の1人となった。昨シーズンは公式戦49試合で17ゴール5アシストを記録したアルバレスだが、今シーズンは公式戦34試合で15ゴール10アシストという圧巻の成績を残している。

今季はハーランドやケビン・デ・ブライネが不在の期間も長かったが、特にアルバレスはその2人の穴を埋めるような活躍を残し、シティにおける重要度はかなり高まっている。そんなアルバレスだが、母国のスターであり、シティのレジェンドの1人でもあるセルヒオ・アグエロの存在がプレミア挑戦へのきっかけになったと、クラブの公式サイトで話している。
「(QPR戦でアグエロが決勝ゴールを決めた)その瞬間のことはよく覚えている。なぜなら、アルゼンチンにとってはクンがゴールを決めたという大きな瞬間だったからだ。そして最後の数秒でプレミアリーグのタイトルを獲得できたことは、シティにとって非常に大きかった。家で家族と一緒に観たのを覚えている。アルゼンチンは昼だったと思うけど、彼がゴールを決めたとき、テレビに向かって叫んだのを覚えているよ!」

「仲間であるアルゼンチン人がここで成し遂げたことすべてを目の当たりにし、他国でそれを成し遂げ、この国の人々に愛されていることを知り、そして今、エティハド・スタジアムでアグエロの銅像を目にすることができる。彼がここで決めたゴールの数、すべてのタイトル、与えられた評価に敬意を表している。それを見て、自分も同じように頑張ろうと思うんだ」

さらにアルバレスは、アグエロやニコラス・オタメンディにシティの詳しい話を聞いていたようであり、昨シーズンの前にパブロ・サバレタとも話をしたと語っている。アルバレスのシティへの移籍や今の活躍の裏にはアルゼンチン出身のメンバーたちのサポートがあったようだ。

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