¨ハーランド2世¨ライプツィヒFWベンヤミン・シェシュコにリヴァプールらビッグクラブが熱視線

レアル・マドリード戦でも存在感を放ったベンヤミン・シェシュコ photo/Getty Images

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今夏にもステップアップか

ライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの動向に再び注目が集まっている。今季開幕前にライプツィヒと同じレッドブルグループのザルツブルクからやって来たこの20歳の若者は、FWティモ・ヴェルナーがトッテナムへの期限付き移籍でライプツィヒを離れた後に出場時間が増加。そのチャンスを活かしてブンデスリーガでは現在3試合連続ゴール中と勢いに乗っている。

ザルツブルク出身であることに加えて、身長194㎝、体重85㎏の恵まれた体格と高い足元の技術を併せ持っていることから¨ハーランド2世¨とも呼ばれるシェシュコは、昨年夏に2400万ユーロ(約38億円)でザルツブルクからライプツィヒに加入。当時も既にACミランが獲得に興味をしめしていたが、ドイツ紙『Bild』によると、最近の活躍によってリヴァプールやマンチェスター・シティ、バルセロナあたりも同選手の動向を注視しているという。2028年までライプツィヒとの契約を残しているシェシュコだが、同選手の契約には5000万ユーロ(約80億円)以上のオファーが来た場合には契約を解除できるとの条項が含まれているとも同紙は伝えている。

13日(現地時間)に行われたレアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでもシェシュコの存在感は際立っていた。前半2分にコーナーキックからの流れでヘディングシュートをゴールに放ち、オフサイドの判定で惜しくもゴールとはならなかったが早々に見せ場を作ると、10分にも味方のスルーパスに反応して右足でシュート。さらに81分にも相手の背後に抜け出してシュートを放つなど、レアルのゴールを脅かし続けていた。
試合後、ライプツィヒでスポーツディレクターを務めるルヴェン・シュレーダー氏もシェシュコについて現地メディアに問われると、「全く信じられないようなパフォーマンスだった。彼ががどれだけスプリントし、チームのために働いてチャンスを作り出していたことか。彼を抑えることはできないね」と賛辞を惜しまなかった。

シェシュコが現在の勢いをこのまま維持できれば、今後さらに得点を量産する可能性は高い。そして今年の夏には同選手をめぐるビッグクラブの争奪戦が繰り広げられるといった事態も十分にあり得るだろう。

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