守田英正所属のスポルティングCPの破壊力が凄まじい 今年に入ってもう“36ゴール”奪う超攻撃軍団はEL制覇も夢じゃない

国内No.1の攻撃力を見せるスポルティングCP photo/Getty Images

1試合平均4ゴールのロケットスタート

日本代表MF守田英正の所属するポルトガルの名門スポルティングCPが手のつけられない状態となっている。

15日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグでスイスのヤングボーイズと対戦したスポルティングCPは、アウェイで3-1と快勝。このゲームでも攻撃陣が好調だったのだが、スポルティングCPは2024年に入ってからすでに36ゴールも奪っているのだ。

今年に入ってから戦ったのは全部で9試合だ。9試合で36ゴール、1試合平均4ゴールとは恐ろしい破壊力だ。国内リーグではエストリルを5-1で粉砕した1月5日のゲームに始まり、ヴィゼラを5-2、カーザ・ピアを8-0、SCブラガを5-0で粉砕。順位表は勝ち点52でベンフィカに次ぐ2位となっているが、得点数58はダントツでリーグトップだ。

国内カップのタッサ・ダ・リーガの準決勝ではブラガに0-1で敗れたが、もう一つのカップ戦であるタッサ・デ・ポルトガルでは今年に入ってからトンデラを4-0、UDレイリアを3-0で粉砕。とにかく攻撃力で相手をねじ伏せられるのが強みだ。

一番の大当たりは、ここまでシーズン30試合で28ゴールを奪っているスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュだ。イングランド2部のコベントリーから獲得したのが当たっており、1年目から止まらない。

ギェケレシュに続くのは、シーズン13ゴールのFWパウリーニョ、ペドロ・ゴンサウヴェス(12ゴール)、バルセロナにも所属していたフランシスコ・トリンカオ(7ゴール)といった面々だ。

守田もアジアカップからチームに戻り、さっそく出番を得ている。このままの破壊力でEL決勝トーナメントに進出できれば、上位進出も望めるのではないか。今季のELではレヴァークーゼンやリヴァプール、ミランといった強豪が優勝候補に挙げられるが、破壊力抜群のスポルティングCPも要注目だ。

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