グリーンウッドにマンU復帰の可能性? ラトクリフ氏は「公正な決定を下す必要がある」

新天地で輝くグリーンウッド photo/Getty Images

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ヘタフェで輝きを取り戻す

現在、マンチェスター・ユナイテッドからヘタフェにローン移籍中のFWメイソン・グリーンウッドにユナイテッド復帰の可能性もあることを英『Manchester Evening News』は報じている。

ユナイテッドの下部組織出身で将来を期待された逸材であったが、2022年に元恋人への暴行容疑で逮捕等もあり、今後のキャリアが不透明になった。その後、訴訟が取り下げられたが、女子チームからの強い反発などもあり、ユナイテッドでキャリアを続けることは困難となり、スペインでキャリアを再スタートさせている。

ヘタフェでは、公式戦24試合で7ゴール5アシストをマークしており、今ではバルセロナやA・マドリードも興味を示すほどに輝きを取り戻した。そんななか、ユナイテッドの共同オーナーに就任したサー・ジム・ラトクリフ氏の発言が注目を集めている。
同氏はスペインで輝きを取り戻したグリーンウッドについて「公正な決断を下す必要がある」とコメントし、同選手の今後の対応について話した。

さらにグリーンウッドの復帰の扉を閉ざさないかと尋ねられたとき、ラトクリフ氏は下記のように答えている。

「そうですね、彼はマンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手だし、我々は我々はフットボールの責任者だから、答えはイエスだ。決断しなければならないのは明らかだ。決定したことはない。彼はローン移籍中だ。私たちには対処しなければならない選手が1人か2人いて、決断しなければならない」

グリーンウッドの復帰を示唆するようなコメントとして同メディアも注目しているが、一方で、「しかし、そのプロセスは誇大広告ではなく、事実を理解することであり、その上で、基本的に彼は良い男なのか、そうでないのか、というアドバイスに基づいて公正な判断を下そうとするものだ。彼がマンチェスター・ユナイテッドで誠心誠意プレイすれば、我々もファンも納得するだろうか?」ともコメントしており、同選手の復帰が簡単ではないことも示唆している。

ユナイテッドとの契約は2025年夏までとなっているグリーンウッド。1年間の延長オプションも付随していると考えられているが、夏に争奪戦が起こる可能性もある。復活を遂げた逸材の去就はどのような結末を迎えるのか。

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