X・アロンソにとってバイエルン指揮官は理想の行き先ではない? 混乱するドイツの絶対王者は魅力的な仕事か

レヴァークーゼンで評価を上げるアロンソ photo/Getty Images

最近のバイエルンは指揮官との関係も揺れている

現在の欧州サッカー界で1、2を争う人気監督に、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソが挙げられる。現在レヴァークーゼンはブンデスリーガ首位を走っており、そのチームを作り上げたアロンソの人気は急上昇している。

独『Sky Sport』によると、今季限りで指揮官トーマス・トゥヘルの退任が発表されたバイエルンもアロンソを狙っているとされる。すでにアロンソがブンデスリーガで結果を出していることを考えれば、バイエルンにとってアロンソは理想的なターゲットだろう。他にもアントニオ・コンテ、ジョゼ・モウリーニョ、ジネディーヌ・ジダン、さらにはハンジ・フリック再登板の可能性なども噂されるが、アロンソはバイエルンへ向かうべきなのだろうか。

『Get German Football News』は、アロンソにとってバイエルン行きは魅力のある選択肢ではないかもしれないと取り上げている。

アロンソには古巣リヴァプールも関心を示しているとされており、リヴァプールは今季限りでユルゲン・クロップが退任する。タイミング的にもアロンソへのバトンタッチは理想的だ。

同メディアは、このままアロンソがレヴァークーゼンでブンデスリーガ、さらには準決勝まで勝ち進んでいるDFBポカールを獲得した場合はドイツ国内でやることが無くなると主張し、リヴァプールなど他リーグの方が魅力的に映るとの考えを示している。

また、最近のバイエルンは指揮官選びが上手くいっていない。前任のユリアン・ナーゲルスマンとの別れ方も理想的とは言えず、やや指揮官への対応が冷酷にも見える。これもバイエルン行きが賢明な判断ではないと同メディアが考える理由のようだが、大人気の青年指揮官アロンソにとってベストな判断はどれか。もちろんレヴァークーゼンでCLを含めたプロジェクトの続きに挑む手も悪くない。いずれにしても、アロンソの決断はかなりの注目を集めそうだ。

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