ラ・リーガからスペイン3部へ 悩める名門デポルティーボを救うべく戦う35歳のベテランFWの挑戦

昨季途中までカディスでプレイしていたルーカス・ペレス photo/Getty Images

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今年に入ってから7ゴールと爆発

過去にはアーセナルやウェストハムでプレイし、2019-20シーズンから4年をスペイン1部のアラベス、エルチェ、カディスで過ごしてきたベテランストライカーは、昨年冬に3部と低迷する古巣へ向かうことを決めた。

現在3部相当となるプリメーラ・フェデラシオンで戦うデポルティーボに加わったのは、35歳のFWルーカス・ペレスだ。

ペレスにとってデポルティーボは古巣で、2015-16シーズンにはラ・リーガで17ゴールも記録した。当時のデポルティーボは1部で戦っていたが、現在は3部で苦しんでいる。
スペイン1部から一気に3部のクラブへ向かうのも珍しいが、ペレスは古巣を救うべくデポルティーボに加わったのだ。

そのペレスは、今季前半戦は結果が出ずに苦しんでいたが、年明けから急激にペースを上げている。今年に入ってからはリーグ戦で7ゴール5アシストと大爆発。現在はチームも5連勝と波に乗っていて、バルセロナのBチームを抑えて3位につけている。スペイン3部は1位のチームが自動昇格となり、2位から5位のチームは昇格プレイオフへ回る。デポルティーボも今の順位ならばプレイオフに出場でき、首位のジムナスティックとも2ポイントしか離れていない。今季ここまでの戦いは上々と言える。

ペレスが今のペースを維持できるならば心強いが、ひとまずデポルティーボは2部へ昇格できるか。

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