「気付いたら体がボロボロ」「自然と自分に限界を感じた」 岡崎慎司、今季限りで現役引退を決断

プレミア制覇を成し遂げ、笑顔でトロフィーを掲げる岡崎 photo/Getty Images

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レスター時代にはプレミア制覇

シント・トロイデンは26日、元日本代表FW岡崎慎司が2023-24シーズンをもって、現役を引退することになったと発表した。なお、シーズン終了後に正式な引退会見も行う予定とのことだ。

現在37歳の岡崎は、2005年から2010年まで清水エスパルスでプレイしたのち、海外挑戦を決断した。これまでシュツットガルトやマインツ、レスター・シティなどで活躍。2015-16シーズンには“ミラクル・レスター”の一員として、プレミアリーグ制覇も成し遂げている。

そして、2022年夏からはシント・トロイデンでプレイしており、昨季は公式戦32試合に出場。ただ、2年目の今季はここまで同7試合の出場にとどまっていた。
また、日本代表としては歴代5位となる119キャップ、歴代3位となる50ゴールを記録している岡崎。3度のW杯を経験するなど、長きにわたってサムライジャパンに欠かせない存在となっていた。間違いなく日本サッカーの発展に大きく貢献した選手のひとりだろう。そんなレジェンドがついにスパイクを脱ぐ。

岡崎はクラブの公式サイトを通じて、以下のような思いを綴っている。

「皆さんにご報告があります。今シーズン限りで引退することに決めました。サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました。このクラブに来たこと、このクラブで引退を決意したことは運命だと感じています」

「シーズンが終わったら改めて引退について話が出来たらと思います。シーズン最後まで復帰を目指しながらチームに貢献できるよう頑張ります。応援してくれる人に正直でいたくて、クラブと話をして早くに発表させてもらいました。最後は自分を応援してくれた人の為にも頑張ります」

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