アントニーにチャンスはくるのか!? ホイルンド不在の中、レギュラー復帰を目指すウインガー

レギュラーに復帰することができるか photo/Getty Images

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フラム戦は後半ATに出場

プレミアリーグ第26節でフラムと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。試合はフラムに先制されるも、89分にDFハリー・マグワイアが同点ゴールを決めた。終盤ユナイテッドが幾度となくフラムゴールに迫るも、後半ATに勝ち越しゴールを決められ、フラムに1-2で敗戦してしまった。

絶好調だったFWラスムス・ホイルンドが2~3週間の離脱となったため、前線3枚の起用は注目を集めていたが、この試合はCFにマーカス・ラッシュフォード、左にアレハンドロ・ガルナチョ、右に19歳のオマリ・フォーソンが抜擢された。

ラッシュフォードのCF起用が濃厚と考えられていた中、右サイドに誰が起用されるかが話題となっていたが、今季なかなか調子の上がらないアントニーが選ばれることはなかった。後半ATにDFヴィクトル・リンデレフの負傷交代で出場はしたものの、アントニーがでたポジションは左SBだ。
フォーソンは、53分にMFクリスティアン・エリクセンと交代したが、その後、80分からはFWアマド・ディアロが右ウイングでプレイ。前半戦は結果が出なかったものの、右ウイングで出場していたアントニーについて、指揮官のエリック・テン・ハーグは試合前に若い選手らとの競争に勝つ必要があることを語った。

「彼は自分の主張を証明しなければならない。彼には大きな可能性がある。彼は最近それを見せていないけど、彼の才能が何なのか私は知っているし、そしてそれは彼の才能を証明することであり、それは彼のことだ」

「そして、そうだね、彼はおそらくチャンスを得るだろうね。でも、それは常に考えていたことだと思う。競争相手がいるのだから、彼はトレーニングのピッチで自分を示さなければならないが、他の人にもチャンスがある」

「(アマド)ディアロが怪我から復帰し、トレーニングではよくやっている。オマリ・フォーソンも好調だ。だから、そのポジションを埋めるオプションがある。それに、マーカス・ラッシュフォードがセンターフォワードとしてプレイしなければならないとは決まっていない」(英『Daily Mail』より)

結果的にこの試合では右ウイングでプレイすることはなかったアントニー。再びレギュラーに返り咲くには若手とのポジション争いを制し、指揮官の信頼を勝ち取る必要がある。ストライカー不在の苦しい時期を救う存在にアントニーがなることができるのか、注目だ。

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