ASローマMFクリスタンテ、モウリーニョ監督の後任にデ・ロッシを起用したオーナーを絶賛

PKを沈めたクリスタンテ photo/Getty Images

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新監督就任後、好調続くローマ

ASローマのMFブライアン・クリスタンテは、ダニエレ・デ・ロッシを後任に選んだオーナーの判断が「正しい決断」だったと感じているようだ。先週の水曜日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグの前日記者会見で、そう語った。

イタリア代表にも選ばれるローマの主力選手であるクリスタンテ。ジョゼ・モウリーニョ監督の元では、主にプレイメーカーとして起用されていたが、デ・ロッシ監督の場合はメッツァーラ、 実質的にはボックス・トゥ・ボックスのミッドフィールダーとしての起用が続いている。「私は両方の役割を担った経験がある。どちらのポジションでも要望には応えられると思います」とクリスタンテ。続けて「私は何年もここにいますが、幸せです。私は集中しており、チームの目標を達成したいと思っています」と、ローマでのキャリアが充実していることを語った。

クリスタンテとデ・ロッシとの関係は、共に選手としてローマで18−19シーズンを闘った仲であり、2021年の代表ではテクニカルコーチと選手の関係で、EURO2020の制覇を経験している。
彼は「新監督の到着時に改めて自己紹介しあう必要はなかった。困難な時期にチームに加わり、かつて一緒にプレイした選手たちと仕事をするのは大変だったかもしれないが、既にチームをうまく管理してくれている。それを当然のことと考えるべきではない」と語った。

それから彼は「私たちは自分たちが築き上げているものと、目指すチーム像に近づきつつあることに満足しています。このいい流れは、そのままクラブオーナーの下した決断によるものであり、それが正しい解決策であることも証明されつつあります」とも語り、オーナーの判断がジャロロッシの好調の大元にあると考えているようだ。

ローマは昨シーズン、ヨーロッパリーグ決勝に進出した。最後に「今回も同様の目標を掲げているのか」という記者の質問に「もちろん、それが我々の目標であり、達成するチャンスはある。我々は新監督に満足している。決勝に戻って勝ちたいです」と答えた。

この会見の翌日に行われたフェイエノールトとのセカンドレグでは、延長戦の末のPK戦にて勝利し、ラウンド16へ駒を進めた。実力伯仲している相手との死闘に勝ち切ったことで、ますます勢いづくことだろう。

悲願の優勝までは、あと4勝。ジャロロッシの躍進が、どこまで続くか見ものだ。

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