ストーンズの偽CBはシティの大きな武器に リネカー&マイカ・リチャーズも絶賛するパフォーマンス

CBの枠を超えてプレイするストーンズ photo/Getty Images

ピッチで絶大な存在感

現在プレミアリーグで2位につけるマンチェスター・シティ。1位のリヴァプールと3位のアーセナルの勝ち点差は2しかなく、今シーズンのプレミアリーグタイトル争いは大混戦だ。

前節のボーンマス戦では苦しみながらもFWフィル・フォーデンの得点により、1-0でなんとか勝利を果たしたシティ。直近3試合での得点数が3ゴールというのは気になるが、ガリー・リネカー氏とマイカ・リチャーズ氏は英『BBC』にてDFジョン・ストーンズのこの試合のパフォーマンスを称賛した。

リネカー氏は「確かにマンチェスター・シティは自分たちの思い通りにはいかなかったが、ジョン・ストーンズのパフォーマンスには魅了された」とボーンマス戦のプレイに大絶賛の言葉を送ると、リチャーズ氏も「CBとしては、並外れたプレイだったと思う」とリネカー氏の意見に賛同し、ストーンズの良さをこう語った。

「ジョン・ストーンズを見ると、CBをやっていたと言いたいところだが、彼のポジションを見てほしい。彼はただおとりとしてそこにいるのではなく、ボールを受けてプレイしている。今日、彼が得られなかった唯一のものは、アシストかゴールだろう。彼のオールラウンドなプレイは見事だった」

「彼が中盤に入ってプレイする役割はこれまでも見てきたが、今日の彼のポジションはまさに魅惑的だった。私は彼の人々を引き付けるやり方が大好きだ。彼は(ボーンマスの)選手をボールから引き離し、コバチッチがスペースに走り込むことでマン・シティを押し上げることができる」

「これは本当にばかばかしいものだった。ある段階では彼は最も前線にいる選手だった。彼はフォーデンやベルナルド・シウバ、(マテウス)ヌネスのような選手にボールを持たせてスペースを作るためにそうしているのだ」

さらに同氏は「彼は10番としてプレイしている」とも語っており、ストーンズの守備面だけではない貢献について称賛している。同選手不在時はDFマヌエル・アカンジが偽CBを務めることもあったが、やはりストーンズの偽CBは別格だ。

今シーズンは怪我で度々離脱している同選手だが、シティにとってここから残りのシーズン、ストーンズがいるかどうかは大きな影響を与えるだろう。

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