インテルナシオナルのマスコットがセクハラ疑惑で出場停止に 女性記者が訴える

マスコットの「サシ」 photo/Getty Images

「彼の汗が滲んできた」

2月25日に行われたインテルナシオナル対グレミオの試合で、インテルナシオナルのマスコットに疑惑が向けられている。

3-2でインテルの勝利に終わった試合後、ピッチにいた女性リポーターのジゼル・クンペル氏は、マスコットの「サシ」に強引に抱きしめられ、長い間頭を押し込まれたという。英『THE Sun』がクンペル氏のコメントを伝えている。

「彼は私を抱きしめ続けました。私の頭を押し、キスをするような仕草をしました。キスの音も聞こえましたし、彼の汗も滲んできました」

「現場にいた女性は私だけでした。他にもジャーナリストはいたのですが、彼は私だけにそんなことをしたのです」

事件を受け、クラブはこのマスコットを出場停止処分とした。まだ「中の人」の氏名などは発表されていないが、「事件が速やかに解決されるまで、マスコットの責任者である従業員とクラブそのものは、当局の裁量下に置かれることになる。手続きが完了するまで、当該従業員はサシの代理人から引き離されることになる」と声明を発表している。

今後は「中の人」を代えて出場するという対処になるのか。あまり聞かない珍事だが、クラブのイメージを壊すような行為はつつしんでほしいものだ。

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