ジダンの監督復帰はユヴェントスで!? 恩師リッピへの感謝と、監督復帰への思いを語る

現場を離れているジダン氏 photo/Getty Images

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来季、ユーヴェの監督就任の噂があるジダン氏

ジネディーヌ・ジダン氏は、イタリア代表やユヴェントスFCなどを率いたマルチェロ・リッピ氏のドキュメンタリーのプレミア上映会に出席した際、『Sky Sport Italia』に自身の将来について語った。

世界最高のプレイヤーの一人として数えられることの多い彼は、当時ユーヴェの監督だったリッピ氏の指導の下で頭角を現した。1996年から2001年までビアンコネリでプレイし、その間にW杯を制し、バロンドール受賞も経験。ユヴェントスで全盛期を送った。

「監督としては、リッピとカルロ・アンチェロッティの二人から多くのことを学びました」とジダン氏は述べ、「リッピは私を心から信じてくれた最初の監督だった。彼は私をユーヴェに連れてきてくれて、彼のおかげで私は今のような選手になれました」と語る。
2006年のワールドカップ決勝でPK戦の末に優勝したイタリア代表の監督だったのがリッピだが、ジダンがその試合を現役最後としたことは、なんとも運命的である。

そしてそのジダン氏には、来シーズン、現在ユヴェントスを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリ監督の後任として名があがっているとのニュースも、ちらほらと聞こえている。

そのためインタビュイーからは、もしイタリアでも監督を経験したいと思っているならぜひお願いしますと頼まれ、「もしなんてことはありませんよ。なんでも起こる可能性はある。いつかイタリアでコーチをしてみたいです」と答えた。

51歳の同氏はレアル・マドリードでアンチェロッティ監督のアシスタントマネージャーを務めた後、2016年1月から2018年5月まで、そして2019年3月から2021年6月までの2回に分けて同チームの監督に就いた。そしてチャンピオンズリーグ3連覇を達成するなど、監督実績も申し分ない。

「私は今、監督をしていませんが、しない理由はどこにもありません。それに私はイタリアが好きです」といつでも監督業に復帰する意思があることをうかがわせた。

もしかしたら来シーズン、23年振りに、ユーヴェのジダンが帰ってくるかもしれない。

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