オナナ争奪戦は三つ巴に アーセナル、バルセロナにユナイテッドも参加か

パレス戦ではゴールも決めたオナナ photo/Getty Images

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ユナイテッドは中盤を強化したい

エヴァートンMFアマドゥ・オナナは今夏の移籍市場で目玉となりそうな選手のひとりだ。身長195cmの強靭なフィジカルを生かした中盤の守備は圧倒的で、そこからボールを運ぶ推進力ももっている。まだ22歳と若く将来性があり、およそ6000万ユーロほどの移籍金が必要と目されているようだ。

そんなオナナを狙うクラブは多い。以前から噂されているのはアーセナルで、稼働率に不安があるトーマス・パルティの後釜に据えたいのだと考えられる。また、『SPORT』によればバルセロナとマンチェスター・ユナイテッドも興味を示しているとのことだ。

バルセロナは財政的に問題を抱えており、最終的に獲得のために使えるお金は4000万ユーロほどにとどまるという。英『Daily Mail』は、これによってイングランドの2クラブが優位に立つ可能性が高いが、とくにユナイテッドはフラム戦の中盤の出来をみるに、必要性が大きいと指摘している。
元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏は、「彼らには後方でのペースがなく、中盤には足が足りない。彼らにとっての1つの大きな問題は、ボールを持ったときだ。選手たちは自分のポジションでボールを受けることができないため、実際にユナイテッドにとってボールを持ったときは大きな問題となる」とフラム戦のパフォーマンスを批判した。フィジカルとボールキープに長け、推進力も持ったオナナのような存在が欠けており、たしかにより必要性が大きいのはユナイテッドの方かもしれない。

ステップアップが確実とみられているエヴァートンの大型MFは、どの道を選ぶのだろうか。

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