ロドリの穴を埋める存在がついに!? 新加入コバチッチが自身の真価を示したルートン・タウンとの一戦

ロドリ不在を感じさせなかったコバチッチ photo/Getty Images

この試合ゴールもマーク

今シーズンよりマンチェスター・シティに加入したMFマテオ・コバチッチはFAカップ5回戦のルートン・タウン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。

この試合、シティの心臓であるMFロドリのポジションを任されたコバチッチ。偽CBとしてのDFジョン・ストーンズのサポートも素晴らしかったが、マンツーマンディフェンスを徹底したルートン・タウンの守備を相手に冷静に対応し、攻守のリズムを作った。

ロドリ不在の試合はひどいパフォーマンスになることが多かったシティだったが、コバチッチはピッチ中央で重要な役割を担った。後半には自身もゴールを決め、6-2の勝利に大きく貢献したコバチッチをシティでもプレイ経験のあるポール・ディコフ氏とニッキー・ウィーバー氏はクラブの公式で絶賛している。

ディコフ氏は「土曜日のボーンマス戦でも、ルートン戦でも彼は本当に上手だったと思う。ロドリがいなかったため、彼は4バックの前でプレイを中断させることなく、物事を進めた」と前線とディフェンスラインを繋げた同選手のプレイを称賛。

さらに「このような選手は、外から見られるよりもはるかに多くの評価をチームメイトから得ることができる。ゴールも素晴らしかった。素晴らしいタッチ、素晴らしいキック、素晴らしいテクニックで、いつの間にかネットを揺らしていた。私は大ファンだし、プレシーズンで彼を見たときからそう言ってきた」とコバチッチへの賛辞を送った。

ウィーバー氏は「彼はトッププレイヤーだ。彼と一緒にプレイする選手は、本当に感謝していると思う。彼はシンプルなことを上手にやっている。彼はプレイを繋げてくれる素晴らしい選手だ。素晴らしいフィニッシュだったし、彼は少しは評価されるだろう」と語った。

ロドリの穴を埋める存在はシティの課題であったが、コバチッチがこのプレイを安定してできるのであれば、ロドリを休ませながらシーズン後半戦も起用していくことが可能だ。中盤のポジション争いは厳しい戦いであるが、この試合でのパフォーマンスは間違いなく指揮官ペップ・グアルディオラへのアピールになったに違いない。

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