来季もレヴァークーゼン? MFヴィルツの代理人が去就に言及「今後2年間は待つべき」

レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images

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現在ブンデスリーガで首位に立っているレヴァークーゼンでは、ナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイス(23)、オランダ代表MFジェレミー・フリンポン(23)、ブルキナファソ代表DFエドモンド・タプソバ(25)など才能豊かな若手がチームの主軸を担っているが、その豊富なタレント陣の中でも特に目を引くのがドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(20)だろう。

2月23日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第23節マインツ戦で、ヴィルツは20歳にして早くもブンデスリーガ100試合出場を達成。ここまでリーグ戦全試合に出場して5ゴール10アシストを記録し、レヴァークーゼンでゲームメイカーとして圧倒的な存在感を放っていることから、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードなどビッグクラブが獲得に興味をしめしているとされる。

しかし、ヴィルツの父親で同選手の代理人でもあるハンス・ヴィルツ氏は、早期のステップアップの可能性を否定している。

ドイツ紙『Kölner Stadt Anzeiger』とのインタビューの中で同氏は、「フロリアンには2027年までレヴァークーゼンとの契約が残っている。それが、彼が今後レヴァークーゼンで過ごすことになる大まかな時間だろう」とコメント。さらに、「彼が今シーズンのようなパフォーマンスをコンスタントに発揮できるようになるまでには、もう少し時間がかかる。そういう状態になってから、ようやくもっと高いレベルのことについての話ができるようになる」とも語り、ビッグクラブへの移籍は時期尚早との考えを明かした。

「これから何がいつ起きるのかについては、答えられない。とりあえず、今後2年間は待つべきだ。その時になったら、フロリアンの進む道がどこに向かっていくのか見えてくるだろう」とも語ったハンス・ヴィルツ氏。今季終了後にビッグクラブがレヴァークーゼンの現有戦力の引き抜きに動く可能性を現地メディアがさかんに報じているが、どうやらヴィルツの残留は固いようだ。

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