ビッグクラブが狙うデ・ゼルビ招聘に必要な金額は1280万ポンドか? ブライトンは「非常に抜け目ない経営」との評価も

ビッグクラブが獲得を画策するデ・ゼルビ監督 photo/Getty Images

残留か、退団か

ブライトンで指揮を執るロベルト・デ・ゼルビ監督は、今や多くのビッグクラブが狙う人気銘柄だ。英『Mirror』は「需要の高いイタリア人指揮官は決して安くはないだろう」と報じ、イタリア人監督の“引き抜き”にはかなりの額が求められると推測している。

「ブライトンは、コーチも選手も、才能ある人材を引き抜かれることに慣れている。まだ正式なアプローチは受けていないが、デ・ゼルビの契約解除には約1280万ポンドかかることを知っており、44歳のデ・ゼルビはブライトンと2026年まで契約を結んでいる。ブライトンは昨シーズン、グレアム・ポッター前監督とそのスタッフがチェルシーに引き抜かれたときに2150万ポンドを受け取っており、ブライトンはスター選手や監督の売却においても非常に抜け目ない経営であることを証明している」

そして、ブライトン残留の可能性も当然残されている。同メディアは「デ・ゼルビはブライトンでの生活に満足している」と述べ、デ・ゼルビ監督のコメントもあわせて報じている。

「選手やクラブ、トニー・ブルーム会長とも、ポール・バーバー(最高経営責任者)とも、デイビッド・ウィアー(テクニカルディレクター)とも、ブライトンで働くすべての人たちと、素晴らしい関係を築けている。新しい契約について話しているところだけど、今はまだ(話しているだけで)、契約はまだ成立していないんだ」

残留か、退団か。44歳のイタリア人指揮官の動向が今夏の大きな注目になることは間違いない。

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