ELで劇的ドローのレヴァークーゼン シャビ・アロンソ監督 「前半が良くなかった。私のミス」

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

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主力温存が原因?

7日(現地時間)、レヴァークーゼンはUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグでカラバフと対戦し、2-2で引き分けた。

公式戦34試合無敗のレヴァークーゼンだったが、カラバフ戦ではカウンター攻撃から2失点を許し、前半を0-2で終える苦しい試合展開に。後半に入ってからスイス代表MFグラニト・ジャカ、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツらベンチスタートだった主力選手を相次いで投入して攻勢に出ると、70分にヴィルツ、さらに後半アディショナルタイム2分にFWパトリック・シックがゴールを決めて何とか引き分けに持ち込んだ。

試合後の記者会見で、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は「前半が良くなかった。私のミスだが、理由は分かっている。将来に向けて改善していかないといけない」とコメント。ドイツ紙『Bild』は、この発言をジャカやヴィルツなど主力選手を温存しようとした選手起用を指していると分析しているが、同監督もそのことを暗に認めている。
「彼らを最初から使わなかったことが失敗だったかは分からない。もしかしたら、そうなのかもしれない。しかし、我々には全ての選手が必要なんだ。まだ3つのタイトルを争っている中で、先発メンバーを入れ替えずに戦うのは不可能だ」

「僕らはこれまでたくさんの試合をこなしてきて、その中で控えの選手達は良いパフォーマンスを見せてくれていた。でも、フロー(ヴィルツ)やグラニト(ジャカ)は違いを作れる選手達で、いつも僕らを助けてくれる存在なんだ」とカラバフ戦で主将を務めたドイツ代表DFヨナタン・ターも改めて彼らの重要性を強調している。

シーズンも終盤に差し掛かろうとしている中、主力選手の疲労を考慮したターンオーバーを採用しつつ勝利を目ざすという難しい課題にレヴァークーゼンは直面しているようだ。

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