出場時間はわずか “357分” もがくアーセナルの10番は今夏にチームを離れてしまうのか

出場時間がなかなか伸びないスミス・ロウ photo/Getty Images

プレミア複数クラブが注目

アーセナルの下部組織出身で2021年には10番を託されたMFエミール・スミス・ロウ(23)。

21-22シーズンには公式戦37試合に出場し11ゴール2アシストをマーク。この年にはイングランド代表にも初招集されており、FWブカヨ・サカらと共に代表とアーセナルの未来を担う存在として大きな期待が寄せられた。

しかし、昨シーズンは怪我で離脱していた期間も長く、公式戦15試合に出場し2アシスト。プレイ時間も241分に留まった。昨夏や今冬には移籍の噂も浮上したが、ミケル・アルテタは同選手のことを手放す気はないと発言したこともあり、移籍は実現していない。
それでも今季のスミス・ロウの状況は大きく変わっていない。膝の負傷で離脱期間もあったが、公式戦16試合に出場し1アシストに留まっており、プレイ時間も357分しかない。なかなか存在感を示すことができでいないスミス・ロウだが、英『GIVEMESPORT』は今夏にアーセナルを離れる可能性があると伝えている。

同メディアによると、スミス・ロウ自身はアーセナル残留を望んでいるようだが、同選手には、アストン・ヴィラやウェストハムといったプレミアリーグのクラブが獲得を熱望していると考えられている。積極的に売却に動くわけではないが、今夏に適正価格でのオファーがきた場合のみ売却に応じる可能性があるという。『TEAMtalk』は以前、スミス・ロウの評価額として6000万ポンドを設定したと報じていたが、アーセナルはこの金額を超える時のみ同選手の売却に応じる姿勢だろう。

「アーセナルは、チームを次のレベルに引き上げるため、現金化を検討し始めている」とも同メディアでは伝えられているが、アーセナルでもがくスミス・ロウはこのまま存在感を示せずにチームを去ってしまうのだろうか。

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