サンチョは来季もドルトムント? レンタル期間の延長もしくは主力とのトレード検討か

復帰後初ゴールのサンチョ photo/Getty Images

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待望の復帰後初ゴール

今年1月にマンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍で古巣であるボルシア・ドルトムントに復帰したMFジェイドン・サンチョが、9日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第25節ブレーメン戦で復帰後初ゴールをマークした。
 
復帰直後は期待通りのパフォーマンスを発揮できず、批判されることも度々あったサンチョだが、9日のブレーメン戦では38分に左サイドからドリブル突破で相手のペナルティエリア内に侵入し、最後は角度のない所からの右足シュートでチームに貴重な追加点をもたらし、2-1での勝利に貢献した。
 
ブレーメン戦も含めて直近の公式戦5試合全てに先発出場し、ユナイテッドで全く試合に出ていなかったことによるコンディション不足も解消されつつあることから、ドルトムントはサンチョに関する計画の変更を検討しているようだ。
 
ユナイテッドとの間で合意したサンチョのレンタル期間は、今季終了までとなっている。しかし、ドイツ紙『Bild』によると、ドルトムントはユナイテッドに対してサンチョのレンタル期間をもう1シーズン延長すること、もしくはドルトムントのオランダ代表FWドニエル・マレンとサンチョのトレードを提案しようとしているという。
 
サンチョはエリック・テン・ハーグ監督との確執からユナイテッドで出場機会を失い、ドルトムントに戻って来た。そのため、同監督が来季も引き続きユナイテッドで指揮を執るのであれば、ドルトムントの要請にユナイテッドが応じる可能性はあるだろう。
 
ドルトムントは、ブンデスリーガでは現在4位と、首位のレヴァークーゼンとの勝ち点差は20ポイントまで開いている。今季のリーグ優勝が絶望的となったことで、来季以降の立て直しの一環としてサンチョの引き留めを検討しているようだ。

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