サッリ監督が辞任を決断か  選手たちは悲喜交々、鎌田大地への影響は

CLバイエルン戦の記者会見でのサッリ photo/Getty Images

ラツィオをCL出場のレベルまで成長させたサッリ監督ではあったが……

イタリアのスポーツ専門チャンネル『Sportitalia』は、SSラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が辞任を決断したと報道した。

ラツィオは、3月5日に行われたチャンピオンズリーグのラウンド16でバイエルン・ミュンヘンに敗退し、月曜日には降格の危機に瀕するウディネーゼにホームで2-1で敗れ、公式戦4連敗を喫していた。

クラブからの正式な発表はまだないものの、昨日、サッリ監督は選手たちに「あなた方とはもう一緒に仕事することができない」とその意志を伝えたようで、その情報がすぐに漏れたかたちとなった。さらに選手たちに向かって「あなた方の中には、昨シーズンのプレイとはあまりにも違いすぎる人がいます。もし私が問題であるならば、私がいなくなるので今後すぐにチームは良くなることでしょう」と責任転嫁とも取られかねない際どい言葉を残して去ったとのこと。そして同氏はすでにフォルメロ練習場を去り、アシスタントマネージャーのジョバンニ・マルトゥシエッロ氏に指揮を任せているという。

選手たちの一部はサッリ監督の退団を心から悲しんでいる一方で、喜びを隠しきれなかった選手がいたとも報じられている。日本代表MFの鎌田大地がどう思っているかはわからないが、移籍当初と比べると出場機会が激減していただけに、サッリ辞任がターニングポイントとなる可能性もある。

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